有料老人ホームにいるおじいさんの事を想う?想ってない?Yさんのお話です。
82歳 女性 軽度認知症の方です。
娘様ご家族と同居しております。
約2年前に、夫が内臓疾患で総合病院に入院しました。
その後、夫はリハビリを経て自宅へ戻ろうと思い、看護小規模多機能居宅でリハビリの継続をしました。
リハビリは順調で歩くことはできるようになってきましたが、自宅へ戻るための練習で外泊を試みました。
外泊中は、夜間に「トイレに行きたい。」と、何度も大声でご家族を起こす事があり、ご家族としては、夜間に休息が取れないという事で悩みました。
ケアマネの私としては、できるだけご本人の「自宅へ戻りたい。」という気持ちを叶えるため、夜間巡回型訪問介護なども探してはみましたが、事業所の人手不足という事で、他に方法がありませんでした。
ご家族とも悩みましたが、ご家族の生活も犠牲にできないこともあり、夫はその時期にオープンした介護付き有料老人ホームへ入居する事になりました。
Yさんご本人は、夫の総合病院入院中から日々の夫のお世話をする習慣がなくなり、環境の変化もあったためか?
物忘れの増加や判断力の低下が目立つようになり、ご家族から介護申請や福祉用具、デイサービスなどの要望がありました。
Yさんは、夫が以前から使用していた玄関の上がりかまち用の手すり、「ルーツあがりかまち用タイプ」を利用したいと希望があり、導入しました。
Yさんご本人としても、夫が自宅にいない間に時間が余るようになったらしく、「私もそういう時期になったのかな?」と、快くデイサービスを利用するようになりました。
私がYさんのところへ訪問した際やデイサービス利用中に、
私がYさんのところへ訪問した際やデイサービス利用中に、
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