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介護用ベッド希望!介護者の娘様がマッサージ師さんで、私がドキドキでした!!
先日、担当の依頼を受けた方です。
Aさん 80歳 男性 呼吸器疾患の方です。
妻と娘様の3人暮らしです。
サービスとしては、暫定で介護用ベッドを自費でレンタルしておりました。
呼吸器疾患の方は、寝ている時に頭側を少し挙上して寝ることで楽に寝られることから介護用ベッドを利用される方が多いです。
今回、介護認定の結果が出たと連絡があり、お伺いしてみると要介護2以上ではないため、介護保険の適用とはならない結果でした。
呼吸器疾患の方の場合、要介護度が軽度に認定された場合でも、軽度者に対する福祉用具貸与という方法で、介護用ベッドのレンタルを可能にすることも可能です。
確認内容としては、介護保険の場合、負担割合があり、年金やその他収入に応じて、レンタル料金のうち負担する割合が、1〜3割で、利用者様ごとに変わってしまうということでした。
今回、Aさんは、なんと会社の経営者様であり、年金や収入の合計額が高額なことから、負担割合証が3割と表示されておりました。
ケアマネジャーの立場としては、要介護2以上にならない場合は、自費ベッドを継続する方法と、軽度者の申請をして介護保険適用に切り替えるべきかをAさんやご家族に判断をしていただくことになりました。
ご家族に判断していただく方法として、今まで自費でレンタルしていた介護用ベッドの金額を確認することで、その金額に対して、介護保険適用となった場合にさらに高額になり、Aさんの負担を過剰に増やしてしまっては意味がないことも説明しました。
それとは別に、今まで自費でレンタルしていた介護用ベッドで特に問題なく利用できていたのか?もし、Aさんの心身の状態に合わないものであれば、介護保険適用ベッドに変更して、さらに楽に休めるものを選定する必要があることも説明しました。
Aさんとしては、現状の自費のベッドで特に支障はないと言うことでしたので、一応福祉用具専門相談員に、金額の確認をすることを約束しました。
福祉用具での環境の問題については、特に課題ということはありませんでした。
ただ、最近のAさんは、自営の工場の周辺を毎日散歩しているということでしたが、飲み込みがうまくできず、食事量が減少しているという課題が上がりました。
定期的に、内科や外科にも受診しているようですが、特に問題ないと説明を受けており、食事量が減ってしまうことによる体力や筋力の低下も心配するところでした。
Aさんは、昔からスポーツが好きだというお話があり、運動することに対してはとても前向きな方と認識しました。
現状では、呼吸器疾患の観察や体力・筋力の向上の目的で、訪問看護師や理学療法士の訪問ができることを説明させていただきました。
訪問看護師の定期的な訪問をお願いする場合は、主治医の先生からの訪問看護指示書による医師から意見が必要になることも説明し、先生の判断をいただく必要があることを説明しました。
Aさんに対しては、福祉用具による環境整備や訪問看護による観察やリハビリを提案し、ご本人の特徴として、「スポーツマン」という強みを生かし、今後、さらに元気になる方向でサービスを調整することを約束しました。
Aさんのお話をしながら、奥様のお話にもなりました。
以前は、奥様も急な体調不良で床の布団から起き上がることが大変になり、離れて生活していた娘様に同居してもらうようになったそうです。
奥様は、娘様に身体をマッサージしてもらいとても状態が良くなり、現在は特に心配することは無いようです。
現状の確認として、Aさんは、奥様と娘様の強力で、家事など日常生活全般の支援・介助を受けているようでした。
訪問時、一応確認として、娘様のお仕事が忙しいようであれば、今後のサービス調整にも影響することを考え、娘様のお仕事を確認しました。
娘様は、「マッサージ師」さんというお返事でした。
ケアマネの私も腰痛があることをお話ししたところ、少しマッサージについて説明してくださいました。
娘様は、「お話だけではわかりにくいですよね?」といった形で、私の前で横になり、マッサージ、ストレッチの実演をしてくださいました。
娘様は、とてもスマートな方で、「私の方がドキドキ」してしまうような時間を過ごしました。
今後は、奥様や娘様のサポートを得ながら、Aさんの食事量や活動量が増えていくように、福祉用具の試算、主治医の先生や訪問看護師さんの協力を得ながら、サービスの調整をお手伝いしていきたいと思っております。
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